『タコピーの原罪』4話感想|久世しずかが命じる……!身代わり出頭しろ!!『タコピーの原罪』をレビュー【・3・】

2025

出典:[公式X](https://x.com/takopi_pr)

【・3・】< 第4話だっピ!

 

 

目次

 

 

前回までのあらすじ

まりなを遺棄し、タコピーが雲母坂家に潜入することで、何とか事なきを得ようとするしずか軍団。

しかし、タコピーは雲母坂家でDVを受けてしまい、まりな母の言葉によって自分のしてしまった事の重大さに気づく。

一方、しずかは軍団員など気にも留めず、チャッピーに会いに行く算段を立てるのであった……。

 

 

登場キャラクター・声優

タコピー(CV.間宮くるみ)

倫理観ゆるキャラ。ハッピー星出身の宇宙人で、ハッピーを広めるために地球に到来。

しずかの運命を変えようと時を繰り返すが、やはり地球人の常識や倫理観が理解できないため空回り、事態の泥沼化を招く。

だが、本人は至って真剣。

取り返しのつかないことをしでかし、既に詰んでいる。

 

久世しずか(CV.上田麗奈)

小学4年生の女子児童。全身に痣があり極度の痩せ型。水商売を営む母と二人暮らし。

母と雲母坂まりなの父が関係を持っていることで恨みを買い、学校ではまりなからイジメを受けていた。

まりなが居なくなったことで小学生らしい行動をするようになり、なんだか楽しそう。

血は争えないのか、魅了の力で味方をどんどん増やしていく。

 

東直樹(CV.永瀬アンナ)

しずかの同級生。医者の息子で学級委員長も務める。

教育ママである母親や、兄に対する劣等感からストレスを抱えている。

しずかに母親の面影を重ねているせいで、どんどんしずかに依存していくことに……。

 

 

感想

【ネタバレ注意】このセクションは物語の内容に触れています!未視聴の方はご注意ください!!

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久世しずかが命じる……!

ついに遺棄したまりなが発見されてしまい焦る東は、楽になりたいあまり自白を考える。だが、またもしずかのギアスによって魅了されてしまい、再び東京への旅程計画を立て始める。

東は、兄への強い劣等感と母の期待に応えられなかった過去から、しずかに母親の面影を重ねている。

さらに、遺棄したまりなが発見されたことによるプレッシャーも加わり、東の精神はすでに限界。

こういった背景により、しずかによる洗脳状態になっているものと思われる。

しずかは鬼なんか?と一瞬思うけど、序盤のしずかを見てるから何とも言えん……。でも、視聴者として最も共感しやすい東くんがこうもボロボロだと心苦しい……。

すげーよくできてるなあ。

 

鬼の子

しずかへの疑惑の目が強くなっていく中、しずかからの期待に応えたい東はさらに自分を追い込んでいく。

ついに母に見放されてしまった東は、本格的にしずかへ依存し始める。

しかし、鬼の子しずかは東のことなどハナから眼中になく、東に自首するよう懇願する。

えぇ……マジかよ。いくら何でも擁護できなくなってきたぞ……。

 

聖人・東潤也

しずかのキスによって完全に堕ちてしまった東は自首を決意する。まりな再評価路線かな?

しかしここで、この作品唯一の良心「東潤也」が登場。兄弟同士で熱い会話を交わしたことで、東くんはしずかの呪縛から解き放たれ心の内を打ち明けるのであった。

一方その頃しずかは、自首してくれなかった東を捨て置き、チャッピーに会うため東京へ出発する……。えぇ……しずかちゃん……。

4話のタコピー終始ドン引きしてたな……(笑)

 

 

総評

4話は東くんがメインの回だったが、やはり感情移入しやすいキャラクターなこともあって、生々しい描写に肝が冷えてしまった(褒め言葉)。

東くんの一人称視点で繰り広げられる緊迫感やしずかの甘い囁きによって、視聴者がゾクゾクするような演出に仕上がっている。

登場人物たちはそれぞれの「問題」を抱えているが、各々が裏事情も抱えており、視聴者目線では誰も責めることができない。シナリオの完成度たけーッ!

今作はもちろん、監督の飯野慎也さんの今後の作品は要チェックとなること間違い無し!!!

 

 

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【出典】
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/anime/takopi_project/
公式X:https://x.com/takopi_pr

©タイザン5/集英社・「タコピーの原罪」製作委員会

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