出典：[公式X](https://x.com/takopi_pr)

【・3・】

Twitter（というかX、というかイーロンのおもちゃ）で大バズリしていた『タコピーの原罪』がついにアニメ化！

筆者は原作未読だが、なんか鬱展開（？）が起きるということだけは知っている。

あと、『ドラえもん』の影響を色濃く受けているらしい……。

今作は鬱展開に配慮してかTVアニメではなくWEBアニメでの放送。

鬱展開でドラえもん……？妙だな……。

目次

• あらすじ
• 登場キャラクター・声優
• 感想
• 総評

あらすじ

ハッピーを広めるために地球に降り立ったハッピー星人のタコピーは人間の女の子しずかと出会う。
ピンチを救ってもらったタコピーはしずかの笑顔を取り戻すため不思議な力を持つハッピー道具で奔走する。
しかし、しずかはおうちと学校で何か事情を抱えているようで…。

これは、ぼくときみの最高にハッピーな物語———

（引用元：公式サイト）

登場キャラクター・声優

タコピー（CV.間宮くるみ）

倫理観ゆるキャラ。本名は「んうえいぬkf」。

ハッピー星出身の宇宙人で、ハッピーを広めるために地球に到来。

喋る際は語尾に「っピ」が付いたり付かなかったりする。

ハッピー道具（と呼ばれるドラえもんのひみつ道具風アイテム）を駆使して、しずかの「問題」を解決しようと模索するが、地球人の倫理観が理解できないため空回り、事態の泥沼化を招く。

だが、本人は至って真剣。

久世しずか（CV.上田麗奈）

小学4年生の女子児童。全身に痣があり極度の痩せ型。水商売を営む母と二人暮らし。

空腹のタコピーに食事を与えたことで友達（？）となる。

母と雲母坂まりなの父が関係を持っていることで恨みを買い、学校ではまりなからイジメを受けている。

ランドセルや教室の机がバキの家みたいに落書きされており、相当強烈ないじめを受けていることが伺える。

雲母坂まりな（CV.小原好美）

しずかの同級生。金髪でグループの中心にいる、所謂「陽キャ」。

しかし前述の通り、父がしずかの母と関係を持ち家庭を顧みなくなったことで家庭環境が荒れている。

そのためしずかに対して憎悪を抱きいじめを行う。

女子特有の精神攻撃中心かと思いきや、普通に顔も殴ったりしていて結構えげつない。

感想

【ネタバレ注意】このセクションは物語の内容に触れています！未視聴の方はご注意ください！！

タコピーとしずかの出会い

えぇ……！？こんな注意喚起必要なレベルのアニメなの！？なんか怖くなってきたな……。

（頭が）ハッピー星人のタコピーは宇宙をハッピーにするために旅をしているらしい。

そんなタコピーは、人間の女の子「しずか」と出会う。

しずかピンチを救ってもらったタコピーは、ハッピー道具（ドラえもんの秘密道具）で彼女のために奔走するのだが、しずかの顔が晴れることはない……。しずかちゃん宇宙人受け入れるの早すぎない？

しずかの顔が晴れないのは学校での壮絶なイジメが大部分を占めているが、地球人の常識や倫理観が欠如しているタコピーは空回りを繰り返すことに……。

タコピーの覚悟

タコピーの持つハッピー道具には「異星人の手に道具を委ねてはいけない」という掟があるのだが、しずかからの強い要望を無下にできないタコピーは「仲直りリボン」を渡してしまう。

能登怖いよ能登……。

しずかのことが気になったタコピーは久世家に凸。するとそこには仲直りリボンで首を括ったしずかの姿が……。おいおい、マジかよ……。

自分が掟を破った結果しずかを失ったタコピーは「ハッピーカメラ」を使って時を繰り返し、何としてもしずかを救うことを決意する。

家庭崩壊

タコピーは時を繰り返すことによりしずかの学校生活をサポートするが、根本的解決には至らない。

この辺のイジメ描写、ポップな演出で誤魔化してるけど結構えげつない……。

どうやらしずか同様、まりなも家庭に問題を抱えている様子。

親同士が男女の関係でどっちの家庭も崩壊……なんだこれ、地獄かな？

総評

男女の恋愛において「価値観」が大切とされる理由が良くわかる第1話だった……。

恐らく原作に寄せているであろう独特の作画なのにグリグリ動いて高品質。鬱展開にも関わらずポップな演出も織り交ぜて、視聴者の気を滅入らせないような工夫が施されている。

しかも、制作を担当する「ENISHIYA」は今作が初の長尺アニメ（アニメーターが鬱展開にならないことを願うばかり……）。

今期の覇権を争うこと間違いなしのクオリティだったので、鬱展開に耐性がある人はぜひ視聴をオススメする（っピ！）。

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【出典】
公式サイト：https://www.tbs.co.jp/anime/takopi_project/
公式X：https://x.com/takopi_pr

©タイザン5／集英社・「タコピーの原罪」製作委員会

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